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ハイテク繊維系組紐 ケブラー繊維特性

ケブラー繊維特性

ケブラーは1972年に米国のデュポン社で発明された芳香族ポリアミド繊維につけられた登録商標です。ケブラーは軽量で高強度、高モジュラス、 低伸度、耐熱性、耐薬品性、良好な電気特性など従来の天然繊維や合成繊維にない数々のすぐれた特性を有したスーパー繊維です。

1物性比較

ケブラーの破断時伸度はナイロンやポリエステルなどの有機繊維に比べて非常に小さく、特に「ケブラー49」は2.4%、密度は「ケブラー29」「ケブラー 49」とも、Eガラスの約3/5、スチールワイヤーの約1/5です。

  ケブラー29 ケブラー49 ナイロン Eガラス スチールワイヤー 炭素繊維
比重 1.44 1.45 1.14 2.54 7.85 1.75
引張強度(kg/mm²) 300 300 130 (245) 200 (360)
引張弾性率(Kg/mm²) 7,320 11,100 630 (7,000) 20,000 (23,500)
破断伸度(%) 3.6 2.4 19 4.0 1.1 1.5

2高強度

原糸と樹脂含浸、それぞれの状態で「ケブラー」と他素材の引っ張り強度を比較しました。原糸においては300kg/mm²と高いレベルの数値です。この値は、スチールワイヤーの約1.4倍、ナイロンの約3倍、ポリエステルの約2.5倍。また、樹脂含浸においても「ケブラー49」は、Eガラス、炭素繊維に比べて高い数値を示します。

引っ張り強度(原糸)/引っ張り強度(樹脂含浸)

3高弾性率

1mm²あたりの引っ張り弾性率を比較しても、「ケブラー」の物性値はたいへん優れています。
値が大きいほど、引っ張り方向への変形が少なくなります。

引っ張り弾性率

4熱安定率

「ケブラー」は温度変化に対してたいへん安定しており、160℃までなら室温時の特性をかなりのレベルで維持できます。
さらに、高温でも繊維の収縮は殆どありません。また「ケブラー」は融解せず、自己消化性を持ち、約500℃で炭化します。

「ケブラー29」の引っ張り強度に対する温度の影響


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